SDGs SDGs

インタビュー

2040年
カーボンニュートラル実現に向けて

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カーボンニュートラル推進室室長

福受みらい工場の電力インフラ

私たちマルヤス工業は、脱炭素社会(カーボンニュートラル)の実現に向けた電力インフラ整備の一貫として、2022年3月に竣工した福受みらい工場(豊田市福受町)にコージェネレーションシステム(コジェネ)※を導入します。
現在弊社が購入している電力はエネルギー効率が約40%ですが、コジェネの利用により約68%まで向上予定。発電時に発生した熱は、工場内の空調システムや洗浄作業用の蒸気として再活用することで、更なる省エネ化を実現します。
また太陽光パネル発電設備を導入し設備電力の一部を賄います。コジェネ及び太陽光パネルで自家発電された電力は自社送電網の整備により、需給状況に合わせて最適に供給できるスマートグリッド化を進めていきます。
 
※発電しながら無駄なく熱を再利用するシステム 

製造現場での取り組み

製造現場においても、照明のLED化や炉の断熱性能見直し、工場内空調機の省エネ化に取り組み、電気使用量の大幅な削減を実現していきます。また製造工程においても、成管工程の見直し、産業廃棄物の処理量の削減など、CO₂排出量の削減に向けての改善案を細かく挙げていき、全社一丸となってカーボンニュートラルに向け取り組んでいるところです。電力環境の見直し・全社挙げての取り組みにより2030年にはCO₂の排出量を半減、2040年には排出量ゼロを目指しています。

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グループ全体での
カーボンニュートラル実現に向けて

弊社では年間で約3万トンほどのCO₂を排出していますが、仕入れ先企業様を含めて考えると、その倍ほどの排出量が想定されます。マルヤス工業単体で考えるのではなく、グループ全体での枠組みでカーボンニュートラルを達成するため、仕入れ先企業様と共にCO₂削減に取り組んでいます。
  
これまでの活動を振り返り、社員一人一人が改善案を模索し検証を重ねるなど、地道な省エネ活動の大切さを感じています。今後もカーボンニュートラルの目標達成に向けて堅実に取り組みを進めていきます。

CO₂排出量ゼロを目指す
5つのミッション

マルヤス工業は製品製造の工程や
運搬工程を含めた企業活動全般での
CO₂削減に積極的に取り組みます。
製造現場における省エネルギー化の
推進はもちろん、
グループ企業全体でのCO₂削減や
グローバル生産体制の再構築、
物流自体の削減など、
カーボンニュートラルに向けた取り組みを
進めて参ります。

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環境保全による
カーボンニュートラルへの貢献

環境に関わる全ての活動は
CO₂削減につながるものと
考え取り組んでいます。

資源循環

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資源として利用できるものは分別回収し、
廃棄物の削減に取り組んでいます。
排出量の83%がリサイクルされています。
廃棄物の処理に伴うCO₂排出量を削減します。

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水環境保全

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貴重な資源である水の使用量の削減に取り組むとともに、
工場から排出される水は適正に処理・管理して、
国内トップレベルの厳しい水質基準を順守しています。

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化学物質

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工場で使用される化学物質の管理を徹底するとともに、
製品に使用される化学物質の管理を徹底し、
化学物質による地球温暖化、環境汚染、
生物への影響の最小化に努めています。

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生物多様性

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生物多様性の保全のため
工場排水の国内トップレベルの厳しい水質基準を順守し、
矢作川や三河湾の水生生物(アサリなど)の保護に
貢献しています。

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環境貢献製品

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環境指数*1.2以上の製品開発毎年2件以上を
目標に
環境貢献製品の開発に取り組んでいます。
( *日本自動車部品工業会 製品環境指標ガイドラインに基づく)

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